いつもの駅のいつもの改札口で待ち合わせ。
ものすごく久し振りだったわりにはそれほどドキドキすることもなく
すんなりと彼の顔を見ることが出来ました。
挨拶をしただけで、私は彼の後に着いて電車に乗り
とある駅へ向かいました。
そして、いつものようにホテルへ入る私達。
　
なんだか緊張しながら服を脱ぎ、一緒にお風呂へ。
それぞれが体を洗い部屋に戻り、なんとなくぎこちないまま
肌を合わせました。
　
以前から、この彼とのセックスには少し不満がありました。
乳首とクリトリスしか触らず、それも私が痛いと言っているのに
これでもかと言うほど激しく手を動かします。
痛いばかりで気持ちよくありません。
それとなく、もっと全身を触って欲しいとか、
優しくして欲しいとかお願いするのですが、
一瞬だけ優しくなったと思ってもすぐに激しくなります。
　

　
　　
ホテルを出て、近くの居酒屋さんでビールを飲みながら話しました。
こちらへ戻ってきたら、きっと今以上に会える機会はなくなります。
年に一度も会えるかどうか。
それでも彼は、別れようとは言いません。
私との関係を大事にしたいと言ってくれます。
　
私の方が、彼をだまし続けている。
だましていると言うよりは、今お付き合いしている彼のことを
話してないだけ。

それってずるい？

しばらくはこのままで様子を見ることにしました。
　
　
　
　
このまま終わってもいいと思いながら・・・。