ある日の朝、6時前に目が覚めました。
横で寝ている夫がテレビをつけたらしく
その音で目が覚めたのです。
いつもは体が触れても怒るくせに、
その時は自分が寒かったらしく
私に抱きつき
「冷たいからあっためてよ~。」
と甘えた声を出していました。
そんな理由でも、夫と抱き合えるのはちょっと嬉しい。
脚を絡め冷えた夫を温めました。
約3時間のコンサートが終わり、会場を出ようとすると
なんと外は雨。
天気予報では雨なんて一つも言ってなかったのに。
当然彼も私も傘なんて持っていません。
でも、そこで立ち止まるわけにも行かず、
仕方なく会場から出ようと思いました。
彼、革のバッグを持っていたのですが
それを濡らしたくない。
で、思いついたのが、ゴミ袋。
実は私、コンサートへ行くときはいつも
45リットルのゴミ袋を持って行くんです。
理由は、コートやバッグをその中に入れ
ひとまとめにして座席の下に置くんです。
そうすれば散らからないし、汚れないし、いいでしょ。
そのゴミ袋の中に彼のバッグを入れ
とりあえず近くのコンビニまで早歩きで向かいました。
皆考えるのは同じこと。
あっと言う間に傘が売り切れそうになっていましたが
ギリギリなんとか購入。
思いもよらず、彼との相合い傘。
私のリクエストで、あるお料理のお店に向かいました。
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