ホテルを出た後、空港へ向かうにはまだ早く
食事をするにも少し早め。
どこへ行こうかと駐車場で相談。
思いついたのが、ある歌の中に出てくる場所。
遠くから眺めたことはあったけれど
中に入ったことはなく、行ってみたいとリクエスト。
平日の夜、駐車場にはそれほど車はいなかったのに
中に入ってみると思っていたよりも人がいました。
そこからは街の夜景が綺麗に見えました。
「アナタの家はどっちの方?」
「あっちかな。」
「あの山の向こう側ね。」
彼の家は少し離れたところにあります。
私が会いに行くときは、わざわざ空港の近くまで来てくれるのです。
いつもありがとう。
空港へ離着陸する飛行機が見え、
もうすぐ帰らなければならない自分のことを考えると
泣きそうになったりして。
私はとても忙しいと彼に言われます。
今笑っていたと思ったら、すぐに涙をぽろぽろとこぼし
その直後にはまた笑っていたりして。
私が泣くと
「いじめているみたいだな。」
と、いつも困らせてしまいます。
私、感情がすぐに表に出てしまうのですね。
そこで1時間ほど彼と夜景を楽しんだ後、
その街の名物を食べに向かいました。
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