しばらく、お互いの身体を確認するように愛し合い一段落すると
彼が、
「動かないでじっとしてて。」
と私を仰向けにしたまま、両手の指先でそぉっと
全身を優しく撫で始めました。
　
まさかと思うようなところで感じる私。
指の間を触られただけでも、悶えてしまいました。
　
全身を彼の指でくまなく愛撫され
ドロドロに溶けていた私のアソコに
彼はそのまま口を付けました。
今までは必ずシャワーで洗い流してからだったのに、
そのままの状態で舐められるなんて。
それも、朝からずっと汗をかきっぱなして
下着の中は蒸れていたことでしょう。
それなのに、そのままでいいと彼は言うのです。
　
私の頭の中は混乱していました。
汚いのにそのまま舐められるなんて恥ずかしいし申し訳ないし
でも気持ちはいい。
彼に
「じゃ、やめるの？」
と聞かれるのですが、素直に続けてと言うには辛く
でもやめられてしまうのも嫌だし、
もう何がなんだかわからなくなっていました。
　
　
　
思ったよりも早い時間から会えたので
ふと気が付いたときに時計を見たら
もう夜中だと思っていたのにまだ２３時前。
「まだこんなに早い時間だったんだね。」
と会話した後、ほぼ同時に眠りに落ちていました。
　
彼の腕枕で２時間ほど眠ってしまいました。
私の方が先に目が覚め、彼の顔を見ると
彼は眉間にしわを寄せて寝ているのです。
夢の中でも仕事をしているのでしょうか。
私は彼の額を優しく撫でながら
少しでも彼がゆっくり休めるようにと願いました。
　
それからまた少し眠ってしまい
目が覚めると、もう帰らなければならない時間。
彼を起こさずに帰ろうと思ったのですが
離れがたくて彼の身体をいじっていたら起こしてしまい
また愛し始めました。
　
体の奥深くで彼のペニスを感じ、
彼と一緒にいられることに嬉しくて涙がこぼれました。
　
　
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家に帰り着いたのはもう４時近く。
空が明るくなる直前でした。