昔、7~8年前独身の頃にお付き合いしていた人から
連絡がありました。
「明日、日帰り出張でそっちへ行くよ。
時間作れないかな?」
その人が来た日、私はどうしても外せない仕事があったので
それを済ませてからあるターミナル駅に向かいました。
待ち合わせをし、特急列車が出るまでの2時間、
駅の構内にあるレストランでビールを飲みながら話をしました。
その人の仕事は午後の早いうちに終わったそう。
すぐに帰ることも出来たのだけれど
私に会いたくて遅い時間の電車にしたとか。
会いたいと思ってもらえたのは素直に嬉しかったです。
生ビールを飲んでいるうちに2人とも酔ってしまい
話題は自然とHな方へ。
「もしもアールグレーさんが時間を取れるなら
ホテルに行きたいなぁって思ってたんだ。」
「私と?Hしたかったの?」
「うん。」
「あれからもう7~8年経っているのよ。
私はもう恥ずかしくて貴男の前で服を脱げないかも。
それに、大事に想う彼もいるし。」
私にとって、もうそんなことを考える相手ではなかったのに
彼は私のことをそんな風に思っていただなんて、
何とも言い表せない複雑な気持ちになりました。
この春から仕事場が変わるそう。
そうなると、こちらへの出張もなくなるだろうから
会える機会も無くなるでしょう。
3月末に、もう一度こちらへ来るけれどきっとそれが最後。
その時にもし時間が作れたら会って欲しいと言われました。
それはHも含めて会いたいと言うことでしょうか?
すぐに、会わないとは決められなかった私。
「また近くなったら連絡して。」
そう言って改札口で握手をして別れました。
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