ほんの１０分ほどでしょうか、
少しでも彼の凝りが解消出来たならいいのだけれど。
　
　

ほぼ毎日、夜中までＰＣの前で仕事をし
とても疲れた顔をしている彼。
それなのに、私のことをいっぱい気持ちよくさせてくれ
一生懸命な姿を見ていたら
このまま死んじゃうんじゃないかなんて
いけないことを考えた私。
「このまま死んじゃったら置いて帰るからね。(笑）」
そんな冗談を言いながら
彼の最後の女になれたらいいなと思ったり。
　
　
　
　
　
夫には飲んで帰ると言っていたので
その後、彼に付き合ってもらい
近くの居酒屋さんで１杯。
すぐに帰るつもりが小一時間話してしまったかしら。
１時を回ってしまったので
慌ててお店をあとにしました。

　　
家の方に向かうのにタクシーを拾うには
都合のいい場所まで少し歩かなければなりません。
彼のホテルからは遠くなってしまうので
１人で帰れるからと遠慮したのですが
「なんで？送って行っちゃいけないの？」
と、私の荷物を持ち一緒に来てくれました。
　
少し歩き、タクシーを拾い
じゃあねと手を振りすぐに別れました。
あまり彼を見ていたらきっと泣いてしまうから。
きっと素っ気ないくらいの感じだったでしょう。
本当はもう一度抱きしめて欲しかったけれども・・・。
　
　
車の中で、帰る道筋を説明したあとは
こぼれる涙を抑えながら
家に帰るための心の準備を整えていました。


彼が駅まで迎えに来てくれてから
私がタクシーに乗るまでの約４時間半、
あまりにも一瞬に終わってしまいました。

　
　
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今日の夕方、彼は帰ります。
私は一度も空港へ見送りに行ったことはありません。
本当はとっても行きたいのですが
私が仕事で行かれなかったり、
彼が１人じゃなかったりしたので
今まではずっと無理でした。
　
いつか、彼を空港で見送る機会は来るのでしょうか。
でもきっと、号泣してしまいそうな私。
　
こうして昨日のことを思い出して
記事を書いているだけでポロポロと
涙がこぼれそうになっているのですから・・・。