部屋に入るとそそくさと服を脱ぐその方。
私は、お気に入りの下着だったので
ゆっくりと脱ぐところから楽しみたかったのに
仕方がなく自分で脱ぎました。
　
ホテルへ向かう道を歩いている時から
感じていたのですが、
いつもに比べて口数が少なく元気がない様子。
お疲れなの？と思いつつ、お風呂へ。

一緒に入るものの、それぞれが体を洗い
部屋に戻りました。
　
裸で大の字になるその方。
私が攻めながら全身を舐め回しました。
その方はキスをして乳首を舐め、
クリトリスを触り、膣に指を入れるだけ。
私はもっと全身で感じたいのに
どうしてそこしか触ってくれないの？
そう思いながらも
大きくなったペニスの上に跨り
自分から腰を動かしておりました。
　
その方は正常位が好き。
気持ち良くなってくると私を仰向けにさせ
両足を抱えながら自分の腰を私に打ちつけ
「あぁ・・気持ちがいい！イッてもいい？」
そうおっしゃったかと思うと
私の中で達しておりました。
　
　
その後、ベッドの上でだるそうにするその方。
「風邪かな。なんだか熱っぽいみたい。」
おでこを触ると、少しいつもより熱いみたい。
ここのところ、暑かったり寒かったりしましたし、
仕事もとても忙しそうでしたから
きっと体調を崩されたのでしょう。
２時間ほどでホテルを後にし駅へ向かいました。
　
改札口で手を振るその方。
やはりいつもより元気が無い。
早く良くなりますように。
　
　
　
　
私は、自分が達することもなく
ただその方のペニスを受け入れただけ。
　
きっと調子が悪かったからなのですよね？
次にお目にかかった時には
また楽しい時間を過ごせますよね？
　
帰りの電車の中で自分にそう言い聞かせ
涙を堪えながら
心の中に何かしこりを感じたまま帰宅しました。