2ntブログ
女性にだって性欲はあります。私、淫乱でいやらしい女なんです。

1年ぶり
 
3月初旬のある日、出張でとある街へ出かけました。
そこへはほぼ定期的に訪れているので、
彼もその事は知っていました。

1月に彼から連絡があり
3月にその街へ行くとのこと。
私の仕事の予定がまだ決まっていなかったので
ほんの少しでも会える望みがあるならばと、
同じ日程で仕事を入れました。


 
出張には夫も同行。
不自然じゃなく一人になれる時間を作ることが出来るのでしょうか。


会えるチャンスがあるのは一晩だけ。
翌日に彼は帰ってしまう。

その日の夜、私がそこへ到着するるのは22時ごろ。
会えるとしたら23時以降。
彼は仕事が終わり、打ち上げがあったのでしょうが
23時にはホテルへ戻って待機して
私からの連絡を待っていてくれる予定。


夫と共に到着し、車から荷物を降ろし
一緒に街へ飲みに出かけました。
途中、知人を誘い3人で馴染みのお店に。

30分ほど付き合ってから、
先に部屋に戻ると言い、なんとかお店を脱出。
夫と知人に
「もう帰っちゃうの?」
と言われましたが、疲れていて眠いからと言い訳。

お店を出てから急いで彼に連絡。
今、一人になれたと。

ちょうど彼も飲み会が終わりお店を出てホテルに向かうところだとか。
駅で待っていてくれると言うので
小走りで向かいました。


エスカレーターをかけ上がると
彼がそこにいました。

両手を広げて
「久し振り!」
と迎えてくれたけれど、人目が多く
素直に飛び込めない私。

いつも使っている駅で、彼が待っている不思議。
なんだかとても変な気分でした。


2人きりになるために彼の部屋へ。
2人きりになれるのは何年ぶり?
エレベーターの中でドキドキが止まりませんでした。

今まで彼と会う時には、必ずスカートだった私。
でもそこは北国のまだ寒い街。
シャツにチノパン、スニーカー、
ダウンを羽織った私を見たのは初めてだった彼。

部屋に入り
「こんな格好でごめんね。
ここへ来る時はいつもこんなだから。」
と言うと
「パンツ姿は初めてだね。」
と彼。

実は、もし会えるならとおねだりしていた物がありました。
メガネケースが壊れかけていたので
新しい物が欲しいとお願いしていました。
ちゃんと用意してくれていて、
それ以外に、ホワイトデーのお返しまで
いただいてしまいました。


夫はたぶん夜中の2時過ぎまで戻ってこないはず。
でも、私は落ち着かないのでなるべく早く帰らなければと
そこで彼の部屋から失礼するつもりでした。
「今日は気持ちが落ち着かないから、これで帰るね。」
「わかった。」
と彼も納得しれくれたのですが、
でも、服を着たまま彼と抱き合い、
3年以上ぶりであろうキスをしてしまったら
もうどうしようもありませんでした。



・・・つづく。





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