その日、私の方が先に仕事が終わり
待ち合わせ場所の近くをフラフラしていると、
彼からのメールが届きました。

仕事が長引いていて、予定より30分ほど遅くなると。

こればかりはどうしようもありません。
私は街を散策しながら彼の到着を待ちました。



やっと仕事が終わり彼が到着。
いつもどおりに素敵な彼。
ピンクのシャツがとてもお似合い。


以前行ったことのあるブリティッシュパブへ。
まずは再会を祝して乾杯。
夜になっても暑かったその日は、
ビールが一段と美味しく感じられました。

お互いの近況を話しながら
彼が鞄からなにやら取り出したのです。
それは、以前私がおねだりしたもの。

メガネケースでした。

今まで使っていた物が壊れかけていたので
欲しいとお願いしてありました。

ちゃんと覚えていてくれて、
本当に本当に嬉しかった。

すぐにそちらにメガネを入れ替え
ニコニコする私。
これで、メガネを使う度に彼を思い出します。


って、忘れることなんて無いんですけれどね。


それからもう一つ。
メガネケース以外には特に何もおねだりしていなかったので
もう一つプレゼントがありました。

暑がりな私を思ってなのでしょうか、扇子でした。
もちろん、一つ持ち歩いていますが、
いくつあっても困らないものですし、
これもメガネと一緒にバッグの中でいつも一緒です。

サプライズのプレゼントに、もうそれだけで大満足！