彼の急な日帰り出張。
会えないと思って諦めていましたが、
私の外出先が、案外彼の仕事先に近い事を知り
帰る前にちょっとでも会えないかなぁと連絡したところ、
なんとかなりそうとのこと。


私がいる場所の近くまで彼が来てくれて
ほんの30分弱ではありましたが
会うことが出来ました。


クリスマスのイルミネーションで飾られた街の中を
コーヒーが飲めるお店を探して歩き
やっと見つけたお店でひと休み。

帰りの飛行機の時間もあったので
座って話せたのはほんの15分程度。
それでも、会えないよりはずっと幸せな時間。


お店から外へ出る階段で、彼が私にキス。
会えただけでも嬉しかったのに、
もう私の顔は笑いっぱなし。


待ち合わせた駅まで戻り、
「じゃ、またね。」
と手を振り別れました。

彼と私は反対方向の電車に乗るために
反対側のホームへ行かなければなりませんでした。
　
一つ電車を見送り、反対側のホームを見渡したのですが
もう彼の姿はわかりませんでした。
帰宅ラッシュ時間で人も多く、
もしかしたらすでに彼は電車に乗ってしまっていたかも。



まるで夢のような短い時間でしたけれど、
サンタクロースは私に素敵な時間のプレゼントを
贈ってくれたのでした。











ここのところ、イヤなことが続いていたので
たった30分だったけれど
彼と会えたことがどれだけ私の心を潤してくれたことでしょうか。

私、これでまた頑張れます。