10月のある朝、携帯電話に彼からのメールが届いていました。
その日、仕事でこちらへ来るそうで、
夜に予定していた用事が無くなったので
食事でもどうかとのお誘いでした。
残念ながら、その日の夜はちょっとした飲み会があり、
夫も一緒に出かけることになっていました。
先方の都合も聞き、やっと合わせた予定だったので
急にやめるわけにも行かず、
彼には会えないなぁと思っていました。
それでも夜、念のために連絡することにし
飲み会に出かけました。
久しぶりに会う相手との話が弾み、
なかなか終わりそうになく、ちょっとだけソワソワする私。
早く終わればあとから彼に会いに行こうと思っていたから。
盛り上がった飲み会が終わろうとしたのが23時直前。
これから彼の元へ行くのは難しいかなと思ったのですが、
夫は日本酒を飲み過ぎ、ただの酔っぱらい。
真っ直ぐ歩けずに、私が横で支えながら
何とかタクシーに乗り込みました。
家に着いたのは23時過ぎ。
とりあえず夫の服を脱がせベッドへ連れて行くと
そのまま倒れ込むように夢の中へ。
数分様子を見ていましたが、起きる気配もなかったので、
彼にすぐメールを送り家を飛び出しました。
一応夫には、
「別の飲み会に顔出してくるね。」
と、言って。
・・・つづく
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