私の都合で、待ち合わせの駅で彼を待たせてしまいました。
ごめんなさい。
　
乗っている電車の車両をメールで知らせると、
駅で彼がそこへ乗り込んできました。

なんだか疲れた様子。
座れれば良かったのですが、
途中まではかなり満員の電車。
仕方が無く立っていました。
　
　
空港へ着き、飛行機に乗るまで1時間弱。
以前入ったことがあるレストランで食事。
　
生ビールを注文し乾杯。
思いがけず彼とのミニ忘年会になりました。
　
もう年内は会えないはずでしたので
彼の顔を見られたことだけで私は幸せ。
彼も、ちょっとは楽しい時間を過ごしてもらえたなら
いいんだけれど。
　
　
楽しく会話をしていたのですが、
気が付いてみたらもう飛行機の時間まで30分しかありません。
慌てて会計を済ませ、出発ゲートに向かいました。
　
一服する暇もなく、ゲートに向かったので
キスするチャンスも無し。
手を繋いでいるのが精一杯。
　
「良いお年を。」
彼からの言葉。
そうですよね。今年はもう会わないんだもの。

年末に会ったのは初めてのことだったかも。
そんな挨拶も初めてだったかな。

今年は予定が合わず、旅行出来なかったけれど
来年は行こうね、と約束しました。
　
一度は手を振って別れたのだけれど、
周りに人が少なくなった一瞬、
彼に駆け寄ってキス。
　
後から見たら、周りにはいっぱい人がいましたけれどね。（苦笑）
　
　

私は幸せな気持ちで、彼の姿が見えなくなるまで
ゲートの外で見送りました。
途中、何度も手を振ってくれた彼。
どうもありがとう。
　

　
来年もお互い、良い年でありますように。