その日、私は飛行機に乗り彼の住む街へ。
1年半ぶりに訪れる街はなんだか懐かしく感じました。

ホテルにチェックインし、彼の到着を待ちました。
彼はその日に忘年会があり、かなり遅くなるとのこと。
そうは言っても、私も仕事が終わってからの移動だったので
遅い時間に到着していましたから
1時間ちょっと待つだけでした。



彼が乗る電車が到着する時刻に駅で待ち合わせ。
いくつか改札口がありましたが、
一番大きな出口の前で待ちました。

少しすると、改札の向こうから歩いてくる彼が見えました。
私は出口のど真ん中に立っていましたから
彼もすぐに気付いてくれました。

手を広げ、私に抱きつくように近付く彼。
本当はもの凄く嬉しかったけれど、
そこは彼の地元、もし知っている人がいたらいけないと思い
私の方が遠慮しちゃいました。
「ここ、誰か知っている人がいるかもしれないんじゃないの？」
と聞いたものの、酔っている彼はそんなことお構いなし。
「ひさしぶり～！」
と言いながら開いた腕は私の腰に巻き付き抱きしめていました。



と思ったのもつかの間、
電車の中ではあったはずの携帯電話が見つからず
持っていたバッグの中身を全部出してみたら
底の方にありました。

一件落着。（笑）



それから、軽く食事をするために
彼が見つけておいてくれたお店にGO！
夜中だというのに、大好きな餃子をいただきました。